Materials
対応材質・磨き棒鋼
鉄系・ステンレス・アルミ・銅合金14種・樹脂・耐熱鋼から難削材まで幅広い材質の切削加工に対応。磨き棒鋼(ミガキ材)はD材・G材・T材すべてを取り扱い、材料の調達から熱処理・表面処理まで一貫してお任せいただけます。
ヨシダセイコーの材質対応
ヨシダセイコーは1952年創業、石川県金沢市の精密機械加工メーカーです。鉄系・ステンレス・アルミ・銅合金・樹脂・耐熱鋼から難削材まで、幅広い材質の切削加工を旋盤加工とマシニング加工で手がけています。
材料の調達、磨き棒鋼(ミガキ材)の常備、熱処理・表面処理の手配まで含めて一社で完結できる体制が、材質を選ばない対応力の土台です。
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01
銅合金14種・難削材まで
幅広い材質に対応快削黄銅から純銅系・リン青銅・青銅鋳物まで銅合金だけで14種。チタン・インコネル・ハステロイなどの難削材も加工実績があります。
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02
材料調達から
熱処理・表面処理まで一貫材料商社・引抜メーカーからの調達、支給材の受入、ミルシートの提出、後工程の熱処理・表面処理まで、材料まわりを丸ごとお任せいただけます。
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03
異材混入を防ぐ
徹底した識別管理目視で判別しにくい材質違いを、受入から加工・納品まで識別管理で防止。材質別の被削性は社内ノウハウとして蓄積し、加工条件の選定に活かしています。
MATERIALS
MATERIALS
対応材質一覧
旋盤加工・マシニング加工で対応している主な材質です。銅合金と難削材は取扱のある材種を個別に記載しています。
鉄系得意
- SS400
- S20C
- S45C
- S50C
- SCM435
- SKD11
- SUM23L
- など
ステンレス系得意
- SUS303
- SUS304
- SUS316L
- SUS430
- など
アルミ系得意
- A1100
- A2017
- A5052
- A7075
- など
銅合金系
- C3604
- C3602
- C1020
- C1100
- C1220
- C2801
- C3771
- C5191
- C5441
- C6161
- C6191
- C6782
- CAC406C(旧JIS:BC6)
- PBC2
- など
主力はC3604・C3602。C2801は板材からの加工が中心です。
樹脂系
- POM
- MCナイロン
- PVC
- ABS
- PMMA
- PC
- PEEK
- PTFE
- など
耐熱鋼系
- SUH
- など
難削材加工実績あり
- チタン
- インコネル
- ハステロイ
- コバルトクロムモリブデン合金
- SUS310S
- SUS630
- など
形状・サイズ・数量により対応可否が変わります。図面をお送りください。
※ 上記にない材質も、よほど特殊な材料でない限り対応しています。材質が未定の段階でもお気軽にご相談ください。
BRIGHT STEEL BAR
BRIGHT STEEL BAR
磨き棒鋼(ミガキ材)の取扱
磨き棒鋼(ミガキ材)は、熱間圧延した黒皮材を冷間で引抜き・切削・研削し、表面をなめらかに、寸法精度を高めた棒鋼です。黒皮を除去する工程が不要で、みがき肌をそのまま製品面として使える場合もあるため、量産部品のコストと納期を抑えられます。当社ではD材・G材・T材のすべてを取り扱っています。
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D
引抜き材(D材)
冷間引抜きで仕上げた、もっとも流通量の多い区分。当社でも取扱量が多く、SGD400-D・S45C-D・S20C-Dなどを日常的に加工しています。
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G
研削材(G材)
研削で仕上げた区分。寸法精度・真円度・面粗さに優れ、シャフトなど精度の厳しい部品で、みがき肌をそのまま活かす用途に使います。
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T
切削材(T材)
旋削(ピーリング)で表面を除去した区分。引抜きに向かない太径や、脱炭層の除去が必要な用途で選ばれます。
取扱区分
D材・G材・T材 すべて
主な材種
SGD400-D/S45C-D/S20C-D
対応サイズ
バー材 φ3〜φ65mm(全長1,800mm以下)
切断材 φ3〜φ300mm(全長2,000mm以下)
旋盤加工の対応範囲に準じます。
公差等級
JIS規格に準じた公差等級の材料を手配
みがき肌の活用
みがき肌をそのまま製品面とする加工に対応
外径を削らずに済む分、加工工数と材料ロスを抑えられます。
反り・ねじれ対策
切削抵抗を小さくし、熱影響による変形を抑える加工方法
引抜き材は内部応力を持つため、切込みと送りのバランス・工具の選定で発熱と応力の解放をコントロールしています。
※ SS400B-D(SGD400-D)の規格・特性・加工ポイントの詳しい解説は、技術コラム「SS400B-Dとは?特性・規格・加工ポイントを精密加工メーカーが徹底解説」をご覧ください。
常備材(在庫している材質・サイズ)
量産・リピート品で使用頻度の高いミガキ材は在庫を持ち、材料手配のリードタイムを短縮しています。
| 材質・区分 | 常備サイズ | 主な用途 |
|---|---|---|
| SUM23L-D快削鋼・引抜き丸棒 | φ16〜φ36 | 被削性を重視する量産の丸物部品 |
| S20C-DH低炭素鋼・引抜き六角 | 19H〜41H | 六角ナット・継手など六角形状の部品 |
| SS400-DH一般構造用鋼・引抜き六角 | 19H〜32H | 六角形状の一般機械部品 |
| SCM435 丸H-Dクロムモリブデン鋼・調質済みミガキ丸棒 | φ22・φ30 | 熱処理工程を省ける高強度部品 |
※ サイズ表記の「H」は六角材の対辺寸法(mm)です。上記以外の材質・サイズは受注ごとに手配します。材料商社に在庫があれば翌日に入手できるものが多く、まとまった数量のロール(紐付き)発注品は3ヵ月程度のリードタイムをいただいています。
材料調達と支給材
調達ルート
材料商社が中心。引抜メーカーからの直接調達も
材質・サイズ・数量に応じて調達先を使い分け、材料費とリードタイムのバランスをとっています。
調達リードタイム
商社在庫品:翌日入手 / ロール(紐付き)発注品:3ヵ月程度
材料の調達期間を含めた納期をお見積り時にご提示します。
支給材
有償支給・無償支給ともに対応
受入時の条件(数量・寸法・証明書の有無など)は案件ごとに打ち合わせのうえ決めさせていただきます。
ミルシート
材料検査証明書(ミルシート)の提出に対応
必要な場合はお見積り・ご注文の際にお申し付けください。
材質のご提案
用途に応じて当社から材質をご提案するケースもあります
受託加工ではお客様の仕様で材質が決まっているのが基本ですが、被削性やコストの観点から代替材質をご提案することがあります。
FINISHING
FINISHING
熱処理・表面処理の一貫対応
協力会社とのネットワークにより、板金・歯切・熱処理・研磨・表面処理・Assy品まで一貫して対応しています。切削加工後の熱処理や表面処理を別々に手配する手間がなく、窓口を当社に一本化できます。
熱処理
浸炭焼入れ・焼入焼戻し・焼ならし・窒化など、一般的な熱処理にほぼ対応しています。SCM435などの熱処理を前提とした材質は、処理後の寸法変化を見込んだ加工を行います。
表面処理
- 各種電気めっき
- 各種化学めっき
- 各種アルマイト
- 黒染め
- パーカー
- リューブライト
- 硬質クロムめっき
- その他各種処理
納期への影響
+2〜14日
処理内容により、切削加工のみの場合と比べて2〜14日程度延びます。処理込みの納期をお見積り時にご提示します。
KNOW-HOW
KNOW-HOW
材質別の加工ノウハウ
「銅合金は削りにくい」「ステンレスは硬い」と一括りにはできません。同じ系統でも材種によって被削性は大きく異なります。当社では材質別の被削性を社内ノウハウとして蓄積し、それに基づいて切削条件と工具を選定しています。
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快削黄銅
C3604/C3602は鉄系より削りやすい主力材
鉛を含む快削黄銅は切りくずが細かく分断され、高速で安定した加工が可能です。当社の銅合金加工の中心で、ねじ・継手・コネクタなどの量産部品を手がけています。RoHS対応の低カドミウム材にも対応しています。
C3604/C3602の加工特性を詳しく見る -
純銅系
C1020/C1100/C1220は粘りへの対策が要
無酸素銅・タフピッチ銅・リン脱酸銅は熱伝導・導電性に優れる一方、切削では粘りが強く切りくずが伸びやすい材質です。工具のすくい角と送りの設定で構成刃先を防ぎ、面粗さを確保しています。
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ステンレス・難削材
加工硬化と工具摩耗を切削条件で管理
SUS304・SUS316Lなどのステンレスや、チタン・インコネル・SUS630といった難削材は、加工硬化と工具摩耗の管理が品質を左右します。材種ごとの切削速度・送りの実績値をもとに条件を決め、工具寿命と精度を両立させています。
SUS303とSUS304の使い分けを詳しく見る -
低炭素鋼・ミガキ材
引抜き材の反り・ねじれを抑える加工方法
SS400-D・S20C-Dなどの引抜き材は内部応力を持つため、削ると反りやねじれが出ることがあります。切削抵抗を小さくして熱影響による変形を抑える加工方法をとり、みがき肌を活かした部品でも寸法を安定させています。
SS400B-Dの加工ポイントを詳しく見る
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異材混入を防ぐ
徹底した識別管理材質の違いは目視では判別が困難です。当社では材料の受入から加工・納品まで徹底した識別管理を行い、異なる材質で加工した製品を誤って納めることがないよう細心の注意を払っています。材料の端面は社内の鋼材色別表に基づいて材質ごとに色を塗り分け、特に外観が似ているステンレスの材種違いや黄銅の材種違いも、束・ロット単位の管理と合わせて取り違えを防いでいます。
材質別の技術コラム
材質ごとの規格・特性・加工ポイントは、技術コラムで詳しく解説しています。
材質・材料に関するよくある質問
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