氷室饅頭(加賀百万石金沢の初夏の美味しい風物詩) 

2020年09月18日

7月1日、会社から毎年恒例の氷室饅頭を頂きました。

加賀前田家では旧暦6月1日に山中の氷室の雪氷を江戸将軍家に献上していました。
無事に氷が届けられるよう、庶民の間では麦饅頭を神仏に奉納し、
後に、無病息災を祈願して食された風習が氷室饅頭として今日まで伝えられました。
現代では7月1日に夏の暑さを乗り切り健康を願って食べられる氷室饅頭は、
娘の嫁ぎ先に持参されり、親類縁者・近隣にも配られるという慣習が
初夏の風物詩として伝え続けられています。