「NC旋盤の外注先を探しているが、本当に信頼できる加工会社かどうか、どうやって見極めればいい?」
そのような疑問をお持ちの購買・調達担当者の方に、ぜひご覧いただきたい情報があります。
このたび株式会社ヨシダセイコーでは、高松機械工業製の最新NC旋盤4台を新規導入しました。老朽化した設備の更新に加え、お客様からいただく「短納期で複合加工まで対応してほしい」「精度を落とさずにコストを抑えたい」というニーズに、より高いレベルでお応えするための積極的な投資です。
本コラムでは、今回導入した設備の特徴・旧設備との違い・ヨシダセイコーがどのような外注ニーズに応えられるかを詳しくご紹介します。
ヨシダセイコーについて
株式会社ヨシダセイコーは、石川県河北郡津幡町に拠点を置く旋盤・複合加工品の専門メーカーです。NC旋盤・複合加工機・マシニングセンタをはじめとする多彩な設備を保有し、建設機械・工作機械・医療機器・ロボットなど幅広い産業分野のお客様に精密部品をお届けしています。
ISO9001に基づく品質管理体制を整え、受入検査・工程内検査・出荷前検査を確実に実施。アルミ・鉄・ステンレス・樹脂など多素材に対応し、単品試作から量産ロットまで一貫して承ります。また、板金・樹脂部品・アッセンブリーなど協力メーカーとの連携によるワンストップ対応も強みの一つです。
今回の設備入替の背景
ヨシダセイコーはNC旋盤を多数保有しており、日々の旋盤加工に活用しています。今回は、老朽化を迎えた高松機械工業製 X-10(2台)・オークマ製 2SP-10HG および 2SP-150H(各1台)の計4台を対象に設備を入れ替えました。老朽化による更新に加え、近年高まるお客様のニーズの変化にも対応するため、この機に最新鋭機への切り替えを決断しました。
背景にあるのは、次の3つの変化です。
- 多品種・複合加工ニーズの増加:旋削単体ではなく、穴あけ・ミーリングまで一括で依頼したいという声が増えています。
- より短いリードタイムへの要求:試作から量産まで、スピードが競争力の源泉になっています。
- 設備能力の底上げ:多様化する加工形状や素材に対応するため、より高い加工能力を持つ設備が必要になっていました。
これらすべてに応えるために選んだのが、高松機械工業(TAKAMAZ)の最新ラインナップです。
新旧設備の比較
今回入れ替えた設備を、新旧で比較すると以下のとおりです。
| 区分 | 機種名 | 台数 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 新規導入 | 高松機械工業 XT-6 | 2台 | クラス最高速の早送り・高速ローダ搭載・量産旋削の主力機 |
| 新規導入 | 高松機械工業 XT-6M | 1台 | 旋削+ミーリングを1チャッキングで完結する複合加工機 |
| 新規導入 | 高松機械工業 XW-60 | 1台 | 2スピンドル2スライド・両面自動連続加工・省スペース |
| 入替前 | 高松機械工業 X-10 | 2台 | 6インチNC旋盤 |
| 入替前 | オークマ 2SP-10HG | 1台 | 2スピンドル旋盤 |
| 入替前 | オークマ 2SP-150H | 1台 | 2スピンドル旋盤 |
旧型機4台は、今まで頑張ってくれた感謝の気持ちを添えてお見送りしました。
導入した3機種を徹底解説
高松機械工業 XT-6(2台導入)― 量産旋削の”スピード革命”
XT-6はTAKAMAZを代表するフラッグシップモデルです。早送り速度はクラス最高水準(X軸18m/min・Z軸24m/min)を誇り、Z軸モータ出力向上によりドリル加工能力が従来機比で約20%アップしています。
高速ローダシステムの搭載により、ワーク搬送のサイクルタイムを大幅に短縮。機械の主軸芯高さを下げた新設計で、作業者の段取り負担も軽減されています。
今回は2台体制とすることで、同品種の並行生産はもちろん、1次工程・2次工程での分業も柔軟に対応できます。量産ロットの短納期対応において、大きな戦力となる機種です。

高松機械工業 XT-6M(1台導入)― 旋削+ミーリングを1チャッキングで完結
XT-6Mは、XT-6に回転工具(ミーリング)機能を追加した複合加工モデルです。12角タレットに回転工具を最大6本装着でき、旋削加工に加えて穴あけ・溝入れ・タップ加工などを同一工程でこなし、納品までのリードタイムを大幅に短縮します。
従来は旋盤加工後にマシニングセンタへ移し替えていた工程を、1台・1チャッキングで完結できるため、段取り回数の削減・芯出し誤差の排除・工期短縮に直結します。シャフト・ブラケット・フランジ類など、2次加工が必要な部品の加工に特に効果を発揮します。複数の外注先に工程が分かれていてお困りの場合は、ぜひご相談ください。

高松機械工業 XW-60(1台導入)― 両面加工を自動連続処理する2スピンドル機
XW-60は、2つの主軸(スピンドル)と2つの刃物台(タレット)を備える2スピンドル2タレット精密旋盤です。1台の機械でワークの表裏両面を自動搬送しながら連続加工でき、サイクルタイムと納品までのリードタイムを大幅に短縮します。
機械間口幅はローダ搬送下でもコンパクトに抑えられており、工場内の限られたスペースでも生産ラインを構築可能。量産部品の安定供給体制を一段と強化します。両面加工が必要な丸物部品の量産をお考えの方に、特に適した設備です。

設備入替で、お客様にできること
今回の設備刷新によって、外注先としてのヨシダセイコーは以下の3点で大きく進化しています。
① スループットの向上(短納期対応)
XT-6の高速化とXW-60の連続自動加工により、同じ稼働時間でより多くの部品を加工できます。急ぎの試作・追加ロットにも、これまで以上に柔軟にお応えできる体制です。
② 複合加工の工程集約
XT-6Mの導入により、旋削+ミーリングを1社・1工程で完結できます。複数の外注先に分散していた加工を一本化したい場合、ぜひヨシダセイコーへご相談ください。発注管理の手間を減らしながら、納期とコストの両面で改善が期待できます。
③ 加工精度の安定化(品質保証)
熱変位補正システムにより、加工中の温度変化による寸法誤差を最小限に抑え、量産ロット全体を通じた精度の均一性を確保します。ISO9001に基づく品質管理体制のもと、各工程での検査・受入・出荷前検査を確実に実施し、信頼性の高い製品をお届けします。
こんな加工・こんな外注ニーズにお応えします
今回の設備入替を機に、以下のようなご相談に特に力強くお応えできるようになりました。
- 鉄・アルミ・ステンレス・樹脂など、多素材の旋削加工
- 旋削後のフライス・穴あけ・タップを一括対応したい複合加工品
- 月産数百〜数千個規模の量産ロット(両面加工部品を含む)
- 建設機械・工作機械・医療機器・ロボット向けの精密部品
- 既存外注先のキャパオーバー・コスト見直しに伴う新たなサプライヤー探し
- 試作から量産まで一貫して任せられるパートナー探し
「図面はあるが対応できる旋盤業者が見つからない」「複合加工を1社でまとめたい」など、まずはお気軽にご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 小ロット・単品試作からでも対応できますか?
A. はい、対応しております。単品試作から量産ロットまで、ロット数に関わらずお気軽にご相談ください。まずは図面やお見積り依頼をお送りいただければ、対応可否と納期・価格をご案内いたします。
Q. 対応できる素材・サイズを教えてください。
A. 鉄・アルミ・ステンレス・銅・樹脂など幅広い素材に対応しています。加工サイズや形状については、ご要望に応じて確認いたしますので、まずはお問い合わせください。
Q. 旋削加工だけでなく、ミーリングや穴あけも一括で依頼できますか?
A. はい、XT-6Mによる複合加工対応が可能です。旋削・ミーリング・穴あけ・タップ加工を1社で完結できますので、複数業者への手配をまとめたい場合にもご活用ください。
Q. 石川県外からの依頼も受け付けていますか?
A. もちろんです。全国のお客様からご依頼をいただいています。図面や仕様書をメール・お問い合わせフォームでお送りいただければ、遠方のお客様にも対応いたします。
まとめ
株式会社ヨシダセイコーは今回、高松機械工業製NC旋盤(XT-6×2台・XT-6M×1台・XW-60×1台)の導入を通じて、旋削加工・複合加工・量産体制をさらに強化しました。
旋盤・複合加工品のトータルパートナーとして、お客様の「作りたいもの」をスピーディーに、高品質にお届けするために、今後も私たちは設備への投資を続けていきます。
NC旋盤加工の外注先をお探しの方は、ぜひ一度ヨシダセイコーの設備一覧をご確認いただき、お問い合わせフォーム、お電話によりお気軽にご相談ください。